おもしろいこと
新しいことを始めること。
普段していないことを自分の習慣にすることは難しい。
それはたかがブログでさえそうなのだから、
もっとハードルが高い、あるいは労力を伴う作業だと
本当に苦しくなる。
化学反応における活性化エネルギーみたいなものだ。
だから他人の人生の触媒のような存在になってみたいなと、思うこともある。
一歩目を一緒に踏み出そうと言える人間。
人に影響を及ぼす人間はかっこよくないかな。
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さて話は変わる。
20代の結婚願望が低下しているそうだ。
理由は経済的理由が最も多い回答となったらしい。
本当に結婚すると金がかかるのだろうか。
僕は未婚だし、実体験ではないけれど
2人で暮らす方が安く生活できるのは当然じゃないかと思う。
家賃、食費、電気や水道代。
間違いなく同居した方が安くなるはずだ。
一方が離職するから苦しくなる。
どうして結婚したらどちらかが職を退かないといけないんだろう。
社会からの評価を求めるのであれば、専業主婦・主夫だと
承認欲求は満たされない。
僕は男だけど、もし退職してねと妻から言われたとしたら
たまったもんではない。
(結婚できれば、の話だが!!)
問題は子供を育てるには間違いなくフルタイムでは働けないことだ。
出産はもちろん、幼児の間は休暇が必要だと思う。
それ以降は問題ない。
問題ないというより、それ以降は必要なことではなくて
その親がどう考えるかにゆだねられるんじゃないかな、ということ。
僕は鍵っ子だったけど、寂しいとはあまり思わなかったし。
親が子供をどう育てたいか、という問題だから
そこは絶対に職を離れなければならない理由はない。
さて、絶対に休暇を取る必要がある部分について少し考える。
東京都で問題の保育園の不足等の問題だ。
ベビーシッターサービスや保育園等の整備が追い付かないことは
「結婚→子供」や「結婚→どちらかが退職」
みたいな幻想がいまだに常識として扱われていることも1つの要因だとと思う。
じゃなかったら、需要があるのにどうして動かないのと僕は思う。
(そんな単純な話ではなくて、様々な問題が絡み合っているのだとは思うけれど。
若者の思い付きなのでそこらへんはお許しください)
不倫騒動において女性だけが異様に批判されがちなのも
幻想が常識として残っているからだ。
【不合理な幻想を壊して、新たな常識を作ろう】
という強い意志を持った企業、あるいは政治が出てこないと
いつまでたっても面白くない世の中なんだろうなと考えてしまう。
(余談だがこういう新しいことを政治、あるいは公側が行うことは僕は嫌いである)
第三者、あるいは素人の目線から見ればおかしいなと感じること。
それを突き詰めて考えていくこと。
もちろん当該者や玄人から批判はされるだろうけど、
それを批判ではなく指摘として受け止めてめげないこと。
そうして目指した先には「面白い」がたっぷり詰まっているのだと思う。
そして「おかしい」と思えるのは人間における素人・未熟者である
僕達若者の役目だから、僕達は批判や失敗を極度に怖がらなくていいと思う。
僕らの目線からおかしいと思うことは、意外といっぱい転がっているし
面白いことはきっとみんなの身近にある。