知ること、話すこと
Why we choose suicide | Mark Henick | TEDxToronto
少し泣いた。
僕だからできることもあるのかもしれない。病院にも行きたくない。そもそも何かアクションを起こしたくない。もう何もしたくない。死にたくはないけど、生きていたくない。そういう気持ちの人なら絶対わかるはずだ。
自殺について理解すること。鬱について知ること。日本ではどれだけその動きがあるだろう。もちろん存在は知っているし、何か動きはあるけれどもっと大きくできないだろうか。僕はもう死んだようなものだ。小さく死んだんだ。もう少し元気になったら、もう少しエネルギーができたらこういうことを広めたいと考えて動き出すのかもしれない。
自殺はタブーじゃない。鬱だってみんなにもっと身近に感じてもらいたい。よく知ること。深く理解すること。それによって友人に話すハードルが下がればいいなと思う。僕はまだ話せていない。怖いから。でもそれが怖いことじゃないとみんなが思うようになれば、きっと話せる。僕だけじゃなくて、小さな鬱を抱えている人はもっと救われる。みんなが愛情をもって人に接することができれば、もっと相談しやすくなり、抱え込むものは減るんだろうなと思う。「認識が狭くなる」という表現。実によく表した表現だ。こういう言葉をみんなに知らしめることに、この話者は生きがいを感じているのだろう。僕も広めたい。生きづらさを感じているものとして、死ぬ前にこれくらいはやってみたい。